ふちがみとふなとカルテット@京都拾得

 初めての拾得で、約3年ぶりのふちふなカルテットが見られるなんて…本当に幸せな時間でしたよ。写真のページを作ったので、あの雰囲気が少しでも伝われば…と思います。
http://www.geocities.jp/masao_1980/livephoto/051223.html


<一部>
1.? 2.? 3.ゴミの日 4.? 5.ヘブン 6.四本足でダンス 7.ふくよかな女 8.静かな夜 9.? 10.キリギリス楽士
<二部>
11.? 12.? 13.イワンの水 14.坂をのぼる 15.汚ない言葉で 16.歌う人 17.散歩の歌(?) 18.! 19.寅おばさん 20.私に起こると思わなかったこと 21.Fairytale of New York
<アンコール>
22.座頭市
<アンコール2>
23.ナ・ララ


 雑感などは↓で


 えーっと、まず穴の多いセットリストでごめんなさい。ふちふなのライブに行くと、たいてい2、3曲は初めて聴く曲があってレパートリーの多さに驚かされるのですが、カルテットの場合は特に選曲が特殊なんですよね…。17は「今回のカルテット用に作った変な曲」らしいし。
 かたや、ふだん二人でやっている曲も四人編成になると変わってくるわけで、例えば5はよりムーディーに、13はさらにおどろおどろしく…という具合に、曲の持っている感情がより深く表現されるというか。特に20はノリのいい演奏と切なげな歌詞との対比がよりはっきりして、なんかもう音が鳴った瞬間に身震いが。うーん、またこの四人で録音するとか、ライブをもうちょっと頻繁にやるとか、してほしいなあ。東京にも遠征すりゃよかった…。
 クリスマスが近いということで、21でしんみり決めたあとは、「雰囲気を台無しにする」22で会場は爆笑の渦に。それでも、千野さんのピアノが印象的な23で最後は見事に締め。ジャズ、ポップス、演歌、歌謡曲からアバンギャルドな曲まで、すべてを消化して観客にぶつけるカルテットのライブはやはり素晴らしかったです。