cafe bridge 「レコード密談」@新世界BRIDGE

 手回し蓄音機DJデビッド・ホプキンスと中尾勘二の二人が、お互い手持ちのSP盤をひたすらかけて解説して…というのがイベントの流れだったんだけど、当時の時代背景や録音技術を頭に入れた上で聴いてみると、これだけ簡単に(それこそ無駄なくらいに)音楽が聴ける現代の環境ってのは一概に「豊かになった」「進化した」とは言えないよなーなどと思ったり。や、もちろん戦争が音楽に与えた影響なんかもあるので、平和に音楽が聴けるという点ではすばらしいことなんだろうけど。
 それにしても、こういう文化があったことを知ってる人だけで楽しんでるという状況は実にもったいない。こういうの好きな人、もっともっといそうなんだけどなあ。