最近読了した本

 白土三平「サスケ」全10巻。友人Sが「サスケVSコマンダーをより深く知りたいなら読め」と貸してくれたんだけど、いやー面白かった。なんかサスケが動き回ってる絵を見てるだけでワクワクするし、とうちゃんカッコよすぎ。あと、わりと容赦なく人が死んでくんだけど、最近の漫画にありがちなあざとさが感じられへんのは何でやろ。うーん深いわ。
 漫☆画太郎地獄甲子園」全3巻。いや、サスケが女の子を助けるために医者を探して走り回るというシーンを読んで、2巻掲載の「ラーメンバカ一代」を思い出したというだけの理由です。
 冬目景羊のうた」全7巻。雑誌で追ってるときは、終盤だいぶチンタラしてるなあ…(展開も掲載ペースも)という印象があったけど、まとめて読むとそうでもないな、うん。ところで、僕はもちろん八重樫さん派です(ああ恥ずかしい)。
 伊坂幸太郎「死神の精度」。うちの長兄は帰阪の際ときどき読み終わった本を持ってきてくれるんだけど、これもそう。主人公が死神で、いろんなルールの元、人の死に様に触れたり触れなかったりするお話。藤原伊織あたりのハードボイルドな作風はわりと好きな僕なので、けっこう面白く読めました。