また図書館かよ

 幻だ、伝説だ…うんぬんの話は、知らない人にとっては全然面白くないし、閉じた話になりやすい。とか言いつつも、やっぱり山本直樹「世界を駆ける紀州の力」は幻と言っても過言じゃないと思う。なんせあの国会図書館にも置いてないんだから。でも、図書館にあるってことは、和歌山の古本屋をしらみつぶしに探せば見つかるかも知れないな…そこまでしないけど。
 で、僕がずーっと探している本というのはまだあって、「江戸昭和競作無惨絵・英名二十八衆句」という本。これは、落合芳幾・月岡芳年という江戸時代の画家と、現代の丸尾末広花輪和一、合わせて4人による無残絵を1冊にまとめあげた豪華な画集で、どうも出版社が潰れて絶版になっている様子…だったんだけど、今見たら復刊.comで交渉が始まってるというし、どうも大阪府立中央図書館に置いてあるらしい。これは行かねば。あ、でも、ネット通販で12000円か…これなら手が届くな(働いてからにしなさい)。