嫌われ松子の一生＠動物園前シネフェスタ、など

　時間があるから映画でも観るかねえ、1日だから1000円だし…ってな感じでフェスティバルゲートへ。ボニーピンクがソープ嬢役で出るらしい、という程度の前知識だけでこの映画を選んだんだけど（ひでえ）、なんちゅうか映像の鮮やかさがすごくいいなーというのが最初の印象。ただ、その輝きも松子の人生が斜陽を迎えるにつれて色合いを失っていくんだけど…。
　個人的には、もっと徹底的にミュージカル仕立てにするか、甥っ子からの視点にするか、どちらかをもっと強調して欲しかったなあ…というのも、構成がちょっとこんがらがってるわりに上映時間が長く感じたんですよね。すごく想いのこもった作品だというのは伝わるんだけど、それだけになおさら。