タイムスリップ大阪万博展@なんば高島屋グランドホール、など

 十三のI宅から朝帰りする途中に、今しか機会がないかなーと万博展に行って来ました。なんかこう、「昔はよかった」的な視点はあまり好きじゃないんだけど、「生命の樹」の部分再現にはコーフンしたし、こまかい資料の充実っぷりにも感心しました。当時の地下鉄の路線図なんかも興味深かったな。
 あと、実生活でも、ネット見てても、この展示に行ったという人が周りに多くいたのにもビックリ。1970年に万博を体験した人たちが夢見た生活と、現代にどれだけギャップがあるのかは計りようがないけど、少なくとも当時の人たちが持ちえた「未来への期待感」みたいなものは今ないよね…という話を人としたりもしました。まあ、どっちが正しいのかなんて分からないけど、結局は小林秀雄さんの↓の言葉のとおりなのかもしれません。

世の中に進歩するものなんてありゃしないよ。すべてのものは変化するだけさ。その変化を君たちが「進歩」と呼びたければ呼んだっていい。しかし、それはただの変化であって、ぼくには進歩なんてものじゃない