過去からの逆襲

 (お仕事のことなので、あまり詳しく書きませんが…)薄々は感づいていたけど、やっぱりそうきましたか…というような仕打ちにあう。しかしよくよく考えると、昔は僕も逆の立場にいて、同じようなことをやっていたのだった。そういう意味ではしゃーないなと思う反面、やっぱり悔しい。


 18歳から21歳まで歌を歌っていた。
 早くおじいさんになりたいと思い、25歳のとき、町の小さな本屋の店主として暮らしはじめた。
 それから、20数年、ほんとうのおじいさんになりかけたとき、なぜか無性に歌が歌いたくなり、歌手にもどった。
 という経歴をもつ早川義夫さんが、たましいの場所という著書でこんなことを繰りかえし書いています。「今、輝くことができれば、過去も輝くことができるのだ」。いろんなことが上手くいかなくて、ついつい過去を振り返って落ち込んでしまいそうな時、この言葉を思い出すようにしています。