「パッチギ!」を観にいきました

 どこで情報仕入れたんだったか忘れたけど、とにかく見逃していた「パッチギ!」がトビタ東映でやるってんで行ってきました。場所は飛田新地近くで、客はおっさんばっか、しかもほとんど寝てるし、座席シートはボロボロ…というまあ予想通りなシチェーションだったんだけど、3本立て800円で場内のジュース自販機は110円と超良心的です(というより、インフレ起こしてる映画館が異常)。しかも、カップヌードルの自販機まである…。
 で、映画の方はというと、これが実に面白かった。テンポがいいし、繊細なところもすごくバランスよく描かれてて、クライマックスでは思わず涙腺が…。役者もすごく生き生きとええ感じで、方言指導もばっちりだったのはさすが井筒監督か。テレビで大声出して喋りまくってるこの人はあまり好きじゃないけど、いやーやられましたわ。あと、西部講堂が出てきたときは思わずニヤリ。
 どうも家ではビデオを集中して見るとかいうのが苦手な僕ですが、映画館にもっと足を運んで映画観なあかんなーという気にさせられました。もうちょい早めに行って、同時上映の「鬼龍院花子の生涯」も観るべきだったか(夏目雅子さんいいよね)などと思いつつ家に帰ったんだけど、もらっていたチラシに「火・金はサービスデー500円」の文字を発見…。ズルズル予定を延ばして結局行かない、という悪癖を防ぐために急いで行ったのが仇になったようで…まあ、800円でも十分安いんだけどさ。