山本直樹の昔の仕事

 えー、例の山本直樹「世界を駆ける紀州の力」の記事(http://d.hatena.ne.jp/masao1980/20050302)を各所で紹介してもらってるようで、ふだんからは考えられないアクセス数になってて有難いやらビビるやら。まあ、しばらくしたら収まるでしょうけど…。
 だからというわけでもないんですが、今日も山関連の諜報活動をしてきました。元になった情報はまたまた森山塔「キはキノコのキ」のあとがきで、デビュー前に雑誌「広告批評」の広告に(ややこしいな)イラストを描いてたという件ですね。これを確かめようと。
 今回わりと気楽に動けたのは、大阪は難波のジュンク堂に「広告批評」のバックナンバーがずらりと揃ってるのを知っていたから。それに、そのイラストは倉本聡「昨日、悲別で」という本の広告だというので、その本の発行日から掲載されている号もだいたい見当がついていたのです。
 というわけで、今回はあっさり見つけました。「広告批評」84年6月号(第61号)の47ページ、です。ページの下半分がその本の広告に当てられていて、お目当てのイラストは街の風景を描いたものでしょうか。なので、パッと見て「あ、これって山本直樹じゃないかな?」とは気付かないだろうけど、ちゃんと『画・山本直樹』と署名が入ってました。
 さすがに画像は掲載できませんが、まあこういう資料もあるよ、ってことで。明日はまた和歌山に行って、「紀州〜」の残りをコピーしてもらう予定です。その情熱を別のところに生かせっ!という感じですが…。