最後のFeatival Beyond Innocence、日程が決定…

 山本精一さんのスケジュールによると、FBI2007@新世界BRIDGEは7月20日(金)〜22日(日)だとか(mixiドラびでおコミュ情報だと19〜22日)。フェスティバルゲート8Fで「ここでしか出来ない体験」をいーっぱいさせてくれた新世界BRIDGEが7月でクローズするというニュースは知っていたし、梅田哲也さんのブログにも書かれていたけど、こうやって具体的なスケジュールが明示されると動揺を隠せません。いや、FBIで最後なのか、7月いっぱいまでイベントやるのかは知りませんけど。
 振り返ってみると、BRIDGEに初めて足を運んだのは2002年11月23日のこれまたFBIで、この日はマゾンナ、一楽さん、千野さんのソロに心揺さぶられた記憶があります。その後しばらく間が空き、再び足を運びはじめたのは2004年の暮れくらい、ちょうど僕がほとんど働きもせず貯金を食いつぶしてライブに行きまくっていた時期からでした。今にして思えば、生きてくことも含めてやる気をなくしていたなか、少しでも好きだと思えるものがあるならそれにすがりつこうという足掻きだったわけですが、「他人からどう思われようと、これしか自分には出来ないしやりたくない」という種類の音楽をやっている(と僕には思える)人たちからは本当に言葉に出来ない力をもらっていたし、こんな体験がこれから先も出来るのなら…という希望のようなものも感じていたのですね、勝手に。まあ、その後いろんなことが好転していったのも、とにかく外に出ようという姿勢を持ち続けていけたのも、音楽のおかげだとこれまた勝手に僕は思っていて、そんな僕の何%かを確実に構成しているBRIDGEという場所がなくなってしまうのはとても悲しいことです。
 ただ、BRIDGEを愛した(恥ずかしいけどやっぱりこれ以外の表現が浮かびません)客として僕が出来ることは、センチメンタルを肴に酒を飲むことじゃなくて、終わりがあるのなら無理がない程度にその過程を見届け、その後はBRIDGEに通っていた分かそれ以上に他のライブスポットに足を運ぶことくらいでしょう。とまあ、こういう風に考えられるようになったのも、音楽が僕を育ててくれたってことなんでしょうね。
http://www.beyond-innocence.org/