ビッグ盆! −テクノポリタンミュージアム パフォーマンス+プレゼンテーション(実演)−@新世界BRIDGE+remo

 前日の「ウチらの盆踊り」がフェスゲと新世界をつなぐイベントなら、こちらはフェスゲと日本橋電気街をつなぐイベントと言えるでしょう。BRIDGEで電子工作系イベントを数多く仕掛けてきた梅田哲也さんが主宰となって、電気街のいろんな店に作品を展示→実演するというなかなか大規模な企画です。これが面白くないわけがないですわな。澤居大三郎さんや坂本プリン斎も出店して、BRIDGEはいつものええ雰囲気。
http://www.technoporitan.org/



(写真・左)実は今回遅刻してしまったので、デストロイドロボット+オシロスコッティのパフォーマンスは見られず…。レッドロボの雄姿を拝みたかったなあ…。
(写真・中)左に写っている人物が梅田哲也さんです。
(写真・右)4Fのremoでは、空間を生かした展示作品がズラリ。


 


 こちらはエゾロックでおなじみ、祭太郎の受身パフォーマンス。ステージに敷いたトタンにマイクをつけて音を拾うという、かなりムダな技術を駆使してましたが、それがいい。右の写真でトタンが一部オレンジ色に光っているのは、受身の激しさに火花が飛んだ…わけではもちろんなく、夕日が差し込んで反射してるだけです。


 

 


(左上)岡見賢さん。電球を使って光と音で見せる、というと伊東篤宏さんのオプトロンが想起されるけど、こちらは…いや、仕組みはよう分かりません。でもカッコいいっすね(こんなんでええんかい)。
(右上)野菜を電気抵抗として使ってみる…という毛利悠子さんの展示作品から、「じゃあ(1週間の展示を経て)腐る前と後とでは抵抗値はどう変わるのか、野菜ごとの傾向はあるのか」というところを東岳志さんが実証しているところ、で合ってたでしょうか。
(左下)宇都宮泰さんの太陽風鈴と生演奏の共演。うまく説明できません。
(右下)指吸長春さん。何とも説明できません。


 



 で、今回一番印象的(反則?)だったのは斉藤嗣郎さんのパフォーマンスでした。目の本気度をよーく分かって欲しかったので、雑な写真ですが大きく掲載。文章で説明できるようなもんじゃないですが、なんちゅうか、間違った神さまと交信しちゃってる…というのが率直な感想です。


 大トリはドンマイダイ。砂十島NANIがMC、catchpulseがADに扮して番組収録をやるというコンセプトで、NANIさんは不気味なくらい爽やかな笑顔で進行やらドラムロールやらをこなし…うーん、文章で説明しても面白さが伝わりにくいな、これも。途中挟まれる変なCMがやたらとツボでした。