矢野絢子LIVE2006−バベルの石−@京都cafe independants

 去年の春一番でグイと心を鷲掴みにされ、アルバム「ナイルの一滴」を何度繰り返し聴いたことか…ようやくワンマンライブに行って来ました。会場のアンデパンダンhttp://www.cafe-independants.com/)も数年前に一度来たことがあったけど、ライブを観に行ったのは初めて。雰囲気がいいのはいいんだけど、キャパのわりにステージというモノがないので、後方に座ってしまうと演奏してるとこが全然見えないのな…(ピアノだから余計に、か)。
 この日はついつい開演時間に遅れてしまったんだけど、アンデパンダンへと向かう階段を下っていくと漏れ聞こえてきた曲は「ニーナ」。遅刻した僕が悪いとはいえ、これは最初から聴きたかったなあ…。ただ長ったらしいだけの曲はまったく好みじゃないんだけど、こういう物語性のある曲は好きなのです。
 京都の3ヶ所を回るツアーの最終日ということもあってか、MCもわりと落ち着いた風(京都が気に入ったとか)。春一番のときはアウェーっぽい雰囲気というか、本人もトゲトゲしい感じを出していたし、実はその時やった「ロクゴ」という未発表曲が一番気になってるんだけど、アンコールの「夕闇」〜「てろてろ」という流れにはじーんときたし、他にも印象的な曲が多かったので今後も楽しみ。秋くらいにまた来たい、という言葉を信じて待つことにします。