Signal to Noise(solo set)@大阪築港赤レンガ倉庫

 赤レンガ倉庫の2棟を使ったライブシリーズの1日目は、スイスからのゲスト5人を含めた12人によるソロ演奏。約5時間とけっこうな長丁場で、空調がない倉庫内は時間が経つにつれかなり冷えましたねえ。ホッカイロが配られなかったら危なかったかもしれん…。食べ物もなかったし(が、それはそれで良い)。
 で、以下はそれぞれの雑感。


bun666 スーツ姿でひたすら大音量のギターをかき鳴らすその姿からは「震え」が伝わってきて、非常にカッコよかったです。あまりに音が大きすぎたのか、だだっぴろい倉庫に音が反響したいせいか、「音が耳の穴から一直線に入ってきて、鼓膜を思いっきり振動させてるのがはっきり分かる」という体験ができました(でも耳鳴りが残ってないのが不思議)。
梅田哲也 なんでどうやって音出してるんだろ…という演奏を3曲(?)ほど。最近やけに気になる人の一人です。
christian weber ウッドベースを引きずりながら歩き回ってピンを擦らせたり。結局最後までふつーに弾くことはありませんでした。
gunter muller 苦手なラップトップ系の人でした。
Samm Bennett 地味なパーカッションソロってどうも分からんです。
江崎将史 どうも倉庫の反響がやりにくそうに見えたけど気のせいかしら。練習でやってるというスタンダード?を2、3曲ほど。
jason kahn 地味なパーカッションソロってどうも分からんです。
Ned Rothenberg 一言でいうと壮絶。反響を完全に味方に付けた約20分間、特に美しいメロディーがあるわけでもないのに強烈に惹きつけられました。
一楽儀光(ドラびでお 今まで何回も見てきたけど、こんなに一楽さんのドラムが気持ちよかったのは初めて。ドラびでおはいいからふつーにソロ叩いて!ってくらいこちらも反響を味方にしてましたね。初見だったのは「○イレその後に」のCMを上手く使った「ウンコテクノ」、そして○含宗のお経ビデオを使ったネタも強烈でした。5/1NOON、5/7ベアーズで来阪予定らしいです。
tomas korber 苦手なラップトップ系の人でした。たしか。
内橋和久 今日はギターソロでした。中盤〜終盤の流れがかなり好みだったな。
norbert mo¨slang 苦手なラップトップ系の人…のはずが、なんか違ったなー。聴き入りました。


 で、翌日は多少メンバーが違うもののセッション大会があったんですが行かずじまい。間違いなく楽しかったろうになあ…。