2005年のライブ総括!

 えー、今年は「CD買う金あったらライブ行け」をモットーに、おおよそ86本のライブを観てきました(その一覧はこちら)。しかしまあ、こういうのは数観りゃいいってもんでもないけど(金と時間があれば誰でも出来ます)、かと言って音楽的な話をするのもアレなんで、あえて統計学的に自己分析してまとめてみたいと思います。


●足を運んだライブハウス・ベスト5
1位 新世界BRIDGE(10回) http://www.robot.ne.jp/~hose/beyond/
 最初の1ドリンクは300円、チケットの価格設定が低めなのも嬉しいし、フードも凝ってる。開放感があるスペースを生かした自由度が高いイベントが多くて、JRと地下鉄の駅からすぐ、そして窓から通天閣が眺められるロケーション…と良いトコずくめですね。家から自転車で15分だし(これも大きい)。ただ、先行きがちょっと不安なのが難点か…。
2位 梅田RAIN DOGS(8回) http://www.raindogs-web.com/raindogs/news.html
 塀と庭に囲まれた独特の雰囲気に、吹き抜け状態になっている2階からの眺めもよく、こちらも自由度の高いイベントが多かったですね。たぶんblocの予定につっこんだ数は1番多いんじゃないかな。投げ銭制でやってる毎週木曜のBLUES NIGHTはオススメですよ。
3位 服部緑地公園野外音楽堂(6回)
 えーっと、ライブハウスじゃないけど、6回のうち4回は春一番だけど。緑に囲まれた駅からの道を、漏れ聞こえてくる音に向かって歩いていく時の高揚感が忘れられないのです。
3位 梅田HARD RAIN(6回) http://www.raindogs-web.com/hardrain/
 ライブをよく観に行くようになってから、ここが僕のホームグランドだと勝手に思ってるんですが…スタッフが入れ替わって、ライブの本数も減っちゃってるみたいだし、どうなるんでしょ。
5位 難波ベアーズ(4回) http://home.att.ne.jp/orange/bears/
 ドリンク強制ナシでチケットの価格設定も破格、狭くても自由度は高いという恐ろしいライブハウスですね。ココも自転車で行けるのがステキ。


 並べてみると、結局「好きなライブハウスにはよく行ってるな」という至極当たり前の結論に達してしまいました。ちなみに、次点は京都磔磔の3回。
 あと、今年になって初めて行ったけどいいなーと思ったライブスポットは、阿波座cafe martha、安治川口ヒポポタマス、釜ヶ崎三角公園十三ファンダンゴ、新世界COCOROOM、北浜CHAKRAといったところでしょうか。来年もステキな場所に巡りあいたいものです。


●よく観たアーティスト一覧
ふちがみとふなと / ドラびでお / オシリペンペンズ / あうんさん・すうじぃ / あふりらんぽ / 有山じゅんじ / リクオ / AZUMI・光玄・ヤスムロコウイチ / 遠藤ミチロウ / 二階堂和美 / 大塚まさじ / ZUINOSIN


 イベントにちらっと出た、ゲストでちょっと歌った、などの事例があるので細かい回数はカウントしないけど、だいたい観た回数で並べてみました。もちろん、観たくてもなかなか観られないアーティストもいたりするので、必ずしも好きな順番にはなってないですが…。
 ムリヤリ傾向をまとめると、「インディペンデントな活動をしている人たち」と言えるでしょう。まあ、この話は長くなるのでここでは割愛します。


●チケット料金の傾向
 おおよそ86本のライブを観たと書きましたが、実はこのうち26本はインストア、投げ銭、招待制、フリーライブなどで金かかってないんですね(いや、投げ銭はちゃんとしてるけど)。
 しかしまあ、気になるのはこの1年間に使ったチケット料金の総計なんですが、これは考えたくないので計算しません。その代わり、無料有料ひっくるめて11月、12月の平均チケット料金を出してみると、26300円/18回で約1460円と出ました。まあこんなもんでしょう。もちろん、ドリンク代や交通費を考えるともっと使ってる計算になるんですけど…。
 ちなみに、単日のライブでチケットが高かったベスト3は、OTODAMA(6000円)、吾妻光良&THE SWINGING BOPPERS / 大西ユカリと新世界(4725円)、菊地成孔クインテット・ライブ・ダブ with カヒミ・カリィ&ストリングス・カルテット(4500円)といったところでしょうか。


●ザ・ベストショット
 2月の高田渡さんのライブ以降、禁止されている場所では撮影しないけど、止められない限り(マナーを守って)撮影し無許可でアップする、というまさに外道なスタンスでこれまでライブ写真を撮ってきました。当日その場にいた人には記憶を呼び戻させ、行きたいけど行けなかったという人には悔しがらせ、興味のない人には興味を持たせる、という写真を撮るのが目標なんですが、全然まだまだですね。
 で、撮影したざーっと写真を見返して、面白そうなのを10枚ほど見繕ってみました。よろしければどうぞ。


http://www.geocities.jp/masao_1980/livephoto/050528-212451.jpg
 URBAN FUNCTIONのp-shirts。なんでか好きな一枚。
http://www.geocities.jp/masao_1980/livephoto/050807-151414.jpg
 あらかじめ決められたボロフェスタでのチャイナさんの勇姿。
http://f.hatena.ne.jp/masao1980/20050224191457
 大阪での最後のライブになった、高田渡さんの姿。
http://www.geocities.jp/masao_1980/livephoto/050820-204714.jpg
 騒音寺のちゃいさんが脱退ライブで見せたくれた笑顔。
http://www.geocities.jp/masao_1980/livephoto/051103-2-133753.jpg
 太陽肛門スパパーンの阿鼻叫喚図。
http://www.geocities.jp/masao_1980/fbi2005/051210-162504.jpg
 FBIの最前で見たオシリペンペンズ
http://www.geocities.jp/masao_1980/rainbowhill/051010-165628.jpg
 服部緑地RAINBOW HILLで、カメラを向けたら笑顔で返してくれたニカさん。
http://f.hatena.ne.jp/masao1980/20050308212505
 カメラを向けたらバッチリ目線をくれた森田釣竿氏(漁港)。
http://www.geocities.jp/masao_1980/haruichi2005_4/050505-140728.jpg
 春一番麿赤兒VS坂田明
http://f.hatena.ne.jp/masao1980/20050412002039
 (番外編)デストロイドロボットで観戦した人VSロボット。


●来年の抱負
 今年は一度もライブ遠征をしなかったので…遠藤ミチロウを渋谷アピアで観る、矢野絢子を高知の「歌小屋の2階」で観る、くらいはしたいな。


(書き忘れてたので追記)
●一人ライブ率
 86本中、連れ合いがいたのは11本だけでした。計算してみると、一人ライブ率は約87%。「一人なのを言い訳にしない」というのは僕のモットーですが、頑なに一人にこだわることなく、ムリのない付き合いが自然に広がっていけばいいなあとは思っています。その点では、みやこさん(http://miyappy.hp.infoseek.co.jp/)含めいろんな人とお近づきになれたり、ネット上の付き合いもぽつぽつ増えたり、いい年だったなあと。
 あと、どうでもいい話ですが、ライブ会場ではF.M.N.の石橋さん、gyuune cassetteの須原さんと遭遇する機会が多かったです。いや、声かけたりなんか出来ないですけど。