アコースティックニューウェーブ〜アンプラグドパンク大逆襲!!〜@アメリカ村KING COBRA

 例によって写真をバシャバシャ撮ってきたんで、よければご一緒にご覧くださいな。
http://www.geocities.jp/masao_1980/livephoto/051124.html


 1番手はいちょうともなが。アコギの弾き語りなんだけど、わりと凝った奏法をしている気がして興味深く見られました。歌も歌詞もなかなか。ただ、MCは悪い意味でぐだぐだでしたが。
 つづいてステージに出てきたのは、革ジャンリーゼントにサングラスの3人組。でも弾くのはエレキじゃなくてアコギ、という…。歌もスタイルもなんだかマッチョすぎて好みじゃない感じ。
 次は予想通り野狐禅。前日には広島、翌日には岡山でライブなのにわざわざ大阪まで…。濱埜くんに手が届くかってくらいの位置で見たのですごい迫力でしたよ。やっぱすごいわこの人たち。MCでは、結成当初に旭川のライブハウスでミチロウの前座をやったことがあるという話も。
 以下セットリストですが、演奏時間が短かったのがほんと残念だなあ…。ただ、初めて聴いた5.はすごくよかったです。「東京23区推奨オモイデ収集袋(通常盤)」のさらに先を見た気が。
1.あじさい 2.東京紅葉 3.少年花火 4.ならば、友よ 5.東京マシンガン


 セッティングが終わって幕が引かれると、ステージの上にはマイクが2本…ドアーズの「the end」をバックに、遠藤ミチロウクハラカズユキ、そして山本久士が!そして1曲目は「虫」!近年では3人M.J.Qでしかやってない(はずの)この曲を生で聴くのはもちろん初めて、いやーカッコよすぎです。
 つづいての2.では、キューちゃんのドラムにしびれまくり。佇まいは静かなんだけど、演奏はすんごく激しいんだよなー。正直、こんなにすごいドラマーだったっけ…と思ってしまいました(失礼)。最前列で見たせいもあったのかな。
 さて、久士さんはというと、エフェクターかませたアコギを使って、5.ではベースを強調したプレイを見せたり、7.ではパワーコードでゴリ押ししたり、8.ではメロディーを奏でたりと、幅広い演奏を聞かせてくれる…んだけど小手先だけじゃなくてとにかく熱いのよ。写真での叫びっぷりを見てもらえば分かるかと。
 ミチロウはめちゃくちゃ調子がいい感じで、一部歌詞が飛ぶ部分もあったけど勢いがとにかくすごい。ゆっくりやれる曲がほとんどないセットだったのに…。7.ではギターのトラブルで音が出なくなる場面もあったけどかまわず弾き倒し、最後は勢いあまってコケていたくらい(最後の写真がそれ)。で、アンコールで登場後のMCがまた良くって、「55才になりました。生きてきた人生で50代が一番楽しいです。だから、希望を持って生きてください」ってスゴすぎでしょう。でもまあ、「ただし、体が元気じゃないと…」と続くんだけど。
 最後の最後に「蛹化の女」も聴けたし、大満足のライブでした。次は来年1/14のRAIN DOGSかな。詳細はまだ不明だけど。


1.虫 2.オデッセイ2005 3.溺愛 4.マリアンヌ 5.音泉ファック 6.天国の扉 7.先天性労働者 <アンコール> 8.蛹化の女