第8回釜ヶ崎寄ってきまつり@釜ヶ崎三角公園

 いつも通りの時間読み障害者っぷりを発揮して、13時から開始だというのに家を出たのが12時45分くらい。それでも、自転車を漕ぎに漕いだら20分かからずに着けました。明日のRAINBOW HILLはこんなんじゃダメなので気をつけよう…。
 公園のちょこっと高くなってるところがステージ、と言ってもステージバックはブルーシートと看板があるだけで、すぐ横にはゴミが散乱してるしおっさんは寝てる、といういつものシチュエーション。でも、ちょっと人の入りは今まで見てきたより少ないかなあ。公園の近くにある自販機で発泡酒(500mlで190円は安くないか…?)を買ってゴザに座り込むも、急にぶり返してきた日差しの強さに面食らいます。まあ、雨に降られるよりはマシだ。
 一番手はアコギ弾き語りの北岡英樹、やらずぶったくりというバンドをやってる人らしいです。ギターの音は(機材の関係もあるだろうけど)聴いてられないくらい良くなかったんだけど、言葉がちゃんと響いてくるので問題なし。つづいての大倉泰隆さんもなかなか力強い演奏で、「演歌やって」という客席からのリクエストに「十九の春」で応えたりして、いい感じでステージが続いてたんだけど…次に出てきたなかもとひでかず(?)という人がどうもいまいちでした。その後の三角公園バンドもええ感じやったんやけどなあ。特に、キーボード、エレキ、カホーンという編成ながら、最後にやったRAMONESのDo You Remember Rock N Roll Radioはばっちりロックンロールしてましたよ。
 ここでちょっとライブはお休みして、勝ち抜き制の腕相撲大会が行われます。3人抜きをした選抜者4人でトーナメントして優勝者を決める、という感じでして、4、5日前からちょっとダンベルやってたこともあり(この大会に合わせたわけではない)、酔いに任せて参加しましたがあっさり敗退…。参加賞としてもらったリンゴを丸かじりしながら、ヤケ酒も進むってもんです。
 さて、ライブの後半戦はあうんさん・すうじぃからスタート。今日のセットは…アイコアイコ、労働者階級の英雄、アナログアナルアナキスト、45回転、空気みたい、革命を語る、マネー(10/9はジョンレノンの誕生日なので、ビートルズのカバー)。以前「三角公園でのライブは難しい」とサイトに書いてたすうじぃですが、今回はどうやったんやろ。僕はまあ、ファンなので文句なしに楽しかったけど。
 で、すいません、名前を失念しましたが司会進行をやってた女性が弾き語りで演奏したのち、最後のバンド(これまた名前を失念…)になだれ込みます。多少の環境の悪さもものともせずくても、大人数でぐぐっと盛り上がっていく感じがよかったっす。最後はボブディランの「KNOCKIN ON HEAVENS DOOR」で〆。


 実際のところ、1クセも2クセもあるイベントだから万人にオススメできるわけじゃないけれど、このレポを見て読んだ人のうち一人でも「ちょっと行ってみたいな…」と思ってもらえれば十分作った意義があるってもんです。もっと欲をいえば、「行けばよかったー」と後悔させたいくらい。たとえ興味本位だったとしても、動機は不純でいいんです、ココに流れる空気や音楽に何かを感じることが出来たら儲けもんですよ。ただ、まあ、何事も自己責任でよろしく。明日(10日)も13時からライブやのど自慢なんかがあるらしいし、15日には西長居公園で姉妹イベント(?)の「住吉元気まつり」がありますよ。


 そっこうで写真コーナーも作りました。ちなみに、すうじぃの横にいるおっちゃんはただの客です。
http://www.geocities.jp/masao_1980/livephoto/051009_1.html
http://www.geocities.jp/masao_1980/livephoto/051009_2.html


 で、パーカッションをカッコよく叩いてはる女性はまちゅこけというバンドの人なんだけど、前回の釜ヶ崎夏祭りの時にいろいろあったらしく(厳密にいうと、夏冬の祭りと寄ってきまつりは主催が違うらしい)、そのレポがなかなかすごいのであわせてどうぞ。3ページ目一番上の写真のおっちゃんがええ顔すぎ。
http://sound.jp/machewqo/report/34kama.htm