痛みから学ぶもの

 実はというか何というか、4日に自転車で激しく転んでからずっと右肩がおかしい。まあ放っときゃ治るだろと思って何もしてなかったんだけど、1週間経っても具合がよくならないので、最近になって(ちょっと焦りだして)湿布を貼ったりしてます。いや、動かさないでいる分には何もないんだけど、腕を真上に上げたりひねったりすると痛むし、右手で重いものを持っても痛むし、寝るときまで気を遣うせいか首まで凝るし…。
 で、その転んだ理由というのが、「雨の日に下り坂を自転車で走ってたら、いきなり青テントからおっちゃんが出てきたので急ブレーキかけたらタイヤが滑って自滅した」という相当マヌケなものでして。
 幸い、カバンに入ってたデジカメなどはセーフ、服も汚れただけだったんだけど、おっちゃんは体勢立て直してる僕を尻目に、無言でテントに戻っちゃったんですよね。「にーちゃん大丈夫か?」くらい言って欲しかったな…なんて思いながら、釈然としない気持ちでその場をあとにしたんだけど、よく考えるとあの状況であのスピード出してた僕が悪かったわけで、その点ではまあ自業自得なのです。
 でも、さらに考えると、歩道を占拠して家をおっ建ててるおっちゃんにも何かしら非はあるわけで、でもでも、はたして僕が「こんなトコに家建てよって、ジャマなんじゃボケェ」とか「おっちゃんなあ、こんな人通り多いトコに家建てたんやから、不用意に戸開けたら危ないで」などと言えるかというと、言えないのだ。
 最近、気がつくとこの出来事のことばかり考えている。