焼け、そして食らえ

 台風サマのご機嫌を伺いながら十三のIの家へ。「夏の暑さもマシになってきたから炭火でも囲もうぜ」と、ふだん誘ってもらってばかりなので今回は僕が声をかけたのだった。まあ、こないだIがヤフオクで落したという、簡易ビアサーバーでビールが飲みたかったってのもあったけど。
 スーパーで買出ししたあと、Iと彼女さんと3人で淀川の河川敷へ向かいます。むやみやたらに上半身裸になってるスポーツマンや、まだ暑いのかやっぱり上半身裸になってるホームレスの方々を尻目に、火や食材をセッティング。今日は風が強かったので火起こすのが楽勝だったな。
 さて、今回の食材は、鮭とエリンギ・エノキのバター蒸し、秋刀魚、白ネギ、オクラ、とうもろこし、ニンニク、焼きおにぎり、そして山田芳裕の「大正野郎」というマンガで見て気になってた油揚げ。「えー、油揚げ?」とあなどるなかれ、炭火であぶることで余分な油が飛んで、外はカリっと、中は垂らしたしょうゆがじわっと染みて、「おいしいお汁がピュピュって出て来る」状態(それは違うマンガです)。他の食材ももちろん堪能させていただきました。秋刀魚なんか何もかけんでも旨いもんね…とか書いてたらよだれ出てくるぜちくしょう。
 その後、Iの家で飲みなおし、気ついたら寝落ちしてたりしつつ、あまり遅くならないうちに帰宅。今日の酒量はビール約2.5リットルでした。