有山じゅんじ@俊徳道CrossRoad

 そういや、有山さんのワンマンって銭湯ライブ以来見てないなーと思い、自転車で15分かからんくらいの場所である東大阪は俊徳道まで行って来ました。ココはふだんジャズをやってる店なんだけど、「なんでマイナーな駅からさらに離れたこんな場所に…(失礼)」と何度か通りかかって興味を持ってただけに、店に入ること自体が楽しみ。…だったんだけど、開演30分前に着いてみたら思ったより広い店内もすでに満席気味、余裕ぶっこいて予約してなかったので最後方の席で見ることになりました。反省。この席だと、店内のど真ん中にある柱で有山さんが常に半身くらい隠れてしまう状態だったので、下の写真はちょっと移動して撮っております。
 長い前フリはこの辺にして、ライブのことを。この店でライブをするのは1年に1回だけ、なんだけど、サイトに間違って開演時間を30分早く書いてしまってたらしいです。僕は迷いながらも店のサイトに書いてる時間を信じて行ったので正解でした。ところで、有山さんはこの辺もわりと詳しいらしく、布施の中華料理屋が…とか、俊徳道にある田代コーヒーのポイントカードを持ってるとかいうMCで地元民も大盛り上がり。


1.ヘビースモーカー 2.鯖、ジン 3.Ain't Nobody's Business 4.(?) 5.よいしょ、よっこらしょ 6.あつい夏 7.HELP! 8.のんき 9.みんなの願いはただひとつ


 第一部はこんな感じ。4曲目は、なんかフランス料理がどうとかいう歌詞。何となく、歌もギターもノリきれてないような印象を受けましたが、気のせいかなあ。スピーカーが悪いのか、住宅地にある店だから思い切った音を出せないのか、それとも僕の座った位置が悪かったのか、ビール頼んだら缶ビールをグラスに注いだのが出てきたことや気がついたら周りがカップルばっかで少々空しい気分になったことで気が散って観るのに集中できなかっただけなのか、いや卑屈になってどうする。
 いやしかし、ギターの音はともかく、有山さんの歌って上手い下手とかいう次元じゃなく、あの独特な声を緩急自在に操って歌い上げるのがスゴイ、聴いてて楽しい、っていう感じだと思うので、飽きがこないです。


10.さらばジャマイカ 11.50歳 12.ウーララ 13.上を向いて歩こう 14.ひとりでジャンプ(?) 15.(?) 16.パチンコはやめた!! 17.Thinking Of You 18.大阪へ出て来てから 19.買い物にでも行きまへんか 20.俺の借金全部でなんぼや 21.梅田からナンバまで 22.ドレミファ、ソッと暮らしてる 23.ありやまな夜だ 24.あした元気になれ <アンコール>25.抱きしめよう 26.月の唄が聴こえる


 10分ちょい休憩ののち、第二部へ。15曲目は、「世の中そんなに甘くないー」って歌詞。10.はなんか聴いたことあるなーと思ったらふちがみとふなともカバーしてるジャマイカ民謡でした(歌詞は全然違う)。7.もそうなんだけど、1番を英語詩、2番を日本語詩で歌うのってなんかイイなあ。
 この後半戦は、なんつーか、ノリきれてないなーとか思ってごめんなさい!と謝りたくなるくらいの怒涛の展開で。20.なんてライブで初めて聴くもんだから「え、有山さん歌詞覚えてるの?」とか思いながらもノリノリで聴いてました…。あとで気付いたんだけど、今日はストロークでじゃかじゃか弾く曲がちょっと多い感じだったから、あの何気なく身に染みてる風の指弾きがもっと観たかった僕には物足りなく感じたのかな、と。名バラード12.もストロークだったし。
 そんなこんなで(一部と二部のバランスがえらいおかしい気もしたけど…)、2時間半近く続いたライブも終了。いつもどおりMCも面白楽しく、終わってみればすっかり満足な夜でした。今度は8/30、梅田に新しくできるライブハウス「SHANGRILA」で、A-Show、Quncho&Chuji、THE TWINSとのジョイントを見に行こうかなー。