アコギの話など

 今日のおもな課題曲はディランII(というか、永井よう弾き語りバージョン)「君の窓から」。あと、岡林信康「チューリップのアップリケ」は方言を駆使せねばならん歌が思ったより難しい。ギターもまだたどたどしいというか、スリーフィンガー奏法の曲なのに薬指使ってるし…。中川五郎「腰まで泥まみれ」も同じく歌が難関。コードは耳コピして「Dm,G,A」の3つってのは分かったんだけど、なんかAの響きが違うような気が…でも、Dmのハンマリング、プリングオフは指つりそうになるけど楽しいね。7月に大阪に来るらしいので、その時演奏してくれればチェックしたいな。
 とまあ、何だか最近ちょっと音楽の傾向が60年後半〜70年前半に偏りすぎてる気がします。でも、例えばちあきなおみの「喝采」なんかすごくいいんですよね。大西ユカリさんがラジオの実況ライブ特番で歌ってて「いいなー」と思ってたんだけど、最近祖父が遺した歌謡全集CDを借りて聴いたりしてまして。
 そういえば、高田渡の「おなじみの短い手紙」を歌っていたら、OB仲間の子に「それなんて曲ですか?」と聞かれた、なんてこともあった。今までそんな反応を受けたことがないのでビックリしたんだけど、やはり歌詞が気になったのかな。あまりマニアックな話はすまいと(…)、突っ込んだ話はしなかったんだけど。
 歌詞を重視して音楽を聴こうとすると、昔にさかのぼってしまうのはしょうがないことなのかも知れない。というか、歌手の個性やら時代背景やら録音技術のアレコレやらを剥ぎ取ってしまうと、すべての歌は平等に歌詞とメロディーで比較されるわけで…って、また何が言いたいのか分からなくなってきた。