春一番@服部緑地野外音楽堂

 先日の失態をふまえて、ビールしか飲まなかったらロング缶6本イケました(それはふまえてないだろ)。まあそれくらい暑かったこの日ですが、ステージも異様に熱く、僕が今まで体験した春一番の中でも一番濃い日だったんじゃないだろうか。ラリパパの人のブログ(http://blog.livedoor.jp/urauratomoe/)によると、この日は1800人も入ってたとか。スゴイね。
波人 開場前にも入場口の前で歌ってはりましたね。
ふちがみとふなと 「おおシャンゼリゼ」「ヘブン」「鮪に鰯」「Walk on the wild side」の4曲。ふちふなは渡さんが京都で最後にやったライブでも対バンでしたね…。最後のワイルドサイドは「春一番でやってみたかった」そうですが、バッチリ決まってましたね。
橘いずみ ステキな年の取り方をしてるなあ、と思わせるいい顔をしてました。すーんごくよかったです。
いとうたかお(と渡の子どもたち) まずは長田TACO和承と2人で演奏したあと、ふちがみとふなとハンバートハンバート大塚まさじ佐久間順平なぎら健壱、シバ、中川イサト有山じゅんじというメンバーを加えて「自転車に乗って」を。風太さんもちょっとコーラス参加してましたね。
豊田勇造 ジェフベックが…とかいう詩の歌がよかったな。
小坂忠 頭2曲で「ほうろう」「機関車」とやるんだから盛り上がらないわけがない。幸せでした。
LO-LOWS→有山じゅんじ QUNCHOさん率いるLO-LOWSは3曲演奏。力強いバンドですっかり踊らされましたが、有山さんを加えて演奏された「ウーララ」はしっかりうっとり聴かせる名演で、思わず泣かされました。曲名不明の1曲をはさんで、「ぐるぐる」で〆。最後に有山さん一人で「梅田からナンバまで」を。「来年から鶴見緑地でやって。自転車で行けるから」とか言ってましたが、帰り際コケてましたね…酔ってたのかな?
ペーソス 中年男の哀愁を歌い上げる2人組+司会者で、すんごく面白かった。「キヨスクのおばちゃんにメガネをほめられた〜」とか。ギターにザビエル大村(三井はんと大村はん)、サックスに末井昭白夜書房の人らしい)、大西ユカリとゲストも豪華。
なぎら健壱(と渡の子どもたち) こっちの方の「渡の子どもたち」はさっきとちょっと面子が変わってました(シバ、渡辺勝、船戸博史、大塚まさじは確認)。「この世に住む家とてなく」と、たぶんシバさんの曲を。
ZOUND SYSTEM 頭脳警察のトシさん…じゃなくて、ベーカー土居さん含めツインドラム+パーカッションとぶっといベースが渋い。このベースのじいさんに踊らされたと言っても過言ではないですわ。圧巻。
カオリーニョ藤原と彼のボサノムーチョ 「人生の花」はやっぱ名曲やね。
はやさんバンド パーカッション叩き語り?「春一番」を歌ってたような。
ラリーパパ&カーネギーママ 前より音がええ感じに厚くなってる気がしてよかったな。年寄りバンドへ(たぶん愛のある)暴言ちっくなこと言ってたけど、そんくらい実力あるもんなあ。
NIMA パーカッション、サックスを従えてのダンス。あの細い体のどこにあんなパワーがあるんやろ。
M.J.Q(遠藤ミチロウクハラカズユキ 「MISER」「オデッセイ2005」「Mr.ボージャングル」「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」の4曲。「Mr.ボージャングル」では、「晴れ上がった冬の空に」を春の空に変えて歌ってました。いいね。M.J.Qは見るたびによくなってってる気がします(偉そう)。
坂田明 マシンガンのようにぶっぱなされる変拍子にやられっぱなし。「貝殻節」では踊りまくってしまいました。
友部正人 何年か前の春一で初めて見たときはあまりぴんと来なかったんだけど、今回はハマりました。「まちは裸ですわりこんでいる」が好きだな。
金子マリ 藤井さんのベースとドラムのコンビがすげえ。もちろん、石やんのギターとマリさんのパワフルな歌もいいんだけど。


 写真のページを別に作りました。よかったらどうぞ。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/4002/haruichi2005_3/