盆栽へ。vol.7@新世界BRIDGE

 こないだは砂まみれになってたBRIDGEもすっかり元通りに。やっぱりココは落ち着きますねえ。生ビール(富士山、という銘柄)は300円だし、フードで出してるカレーも美味し…いや、カレーは昼に食ったしなー、とかいう話はどうでもいいとして、ライブの話。
 まず最初に、フライヤーに載ってない人がエレキ弾き語りで1番手に出てきたんだが誰だったんだろうね…最後まで名前が分からずじまい。ギターの音はかなりカッコよかったんだけど、いかんせん声、歌い方、歌詞があまりピンと来ず。
 次に登場したのは、山口からやってきたという佐々木匡士。フォークシンガーと紹介されてたんだけど、たて笛やらシンバルやら自転車のベルやら風鈴やら叫び声やらでループを作ってからそれをバックに歌うという興味深いスタイルでした。いい音出してたなあ。
 山口の次は徳島から、川端稔と稲田誠のオーロラというユニット+サポートの人が1人。なんだか変な夢をみているような世界をつくりだしてましたが、歌が上手くないというか、そもそも上手く歌おうとしていないというか、そもそも上手い下手とかは頭にないんだろうなというか…。印象的で、飽きなかったので問題なし。
 大トリは一楽儀光によるプロジェクト、ドラびでお(どらビデオ?)。僕が一楽さんを初めて見た2002年のFBIでは、ドラムソロに音声ネタをミックスして面白カッコよかった印象があったんだけど、ドラびでおは動画の再生、一時停止、巻き戻し、早送り機能をドラムの各パーツにあてがう…とでも言えばいいのかな。要は、超絶ドラムソロで音を出しながら動画をコントロールしてVJっぽいことをやるわけです。まあ、その映像が肝というか問題というか爆笑モノなんだけど、詳しいネタを書くと多分よろしくないので書きません。しかし最高にロックで、パンクで、ポップで、アヴァンギャルドでした。
 それにしても、前売1700円でこんなに面白いものが見られるってのに客席は寂しかったなあ。一楽さんのライブは、4/30に神戸ZINKhttp://www.zink.jp/)、5/1に梅田NOON(http://www.noon-web.com/)、5/16に梅田ハードレイン(http://www.raindogs-web.com/hardrain/)とけっこうありますよー。特に5/16は、あつしひろし、オシリペンペンズ他との対バンなので要注目っす。