西部大吉 西部講堂年越し祭り@京大西部講堂

寝過ごしたので現地に着いたのは19時半くらい。ふだんは何もない西部講堂前の広場にも、仮設ステージや出店が広がっていてかなりいい雰囲気です。雨やら雪やらでコンディションは悪かったけど、焚き火してるし出店の屋根もあるしで思ったよりは快適に過ごせましたよ。
 では諸々の感想を。来てまず目に入った「茶谷祐三子」のインド舞踏は気になりつつもあまりちゃんと見ず、勿体ない。「ママスタジヲ」は大昔に見た時はなんか小手先でいろいろやってるだけという印象だったんだけど(ひどい)、なんかストレートな感じになってて好印象、でもちゃんと見てない(ひどすぎ)。「22歳ノ私」は、パンフに載ってた「女性が歌う『僕』という言葉に弱い人のための音楽」という煽りが気になり見たけど、歌より最後の曲のノイジーな展開が気に入った。「荒木順バンド(プラネッツ)」はなんか春一番に出てそうな感じでいい。「せいかつサーカス」は名前からして気になったんだけど、チラッだけと見て「騒音寺」に。
 今日のセットリストは「社会の窓から」「KARASU ON MY SHOULDER」「レッツゴーダニー」「帰り道」「乱調秋田音頭」「SO-ON★G」かな(1,2曲目はあいまい)。チャイさんが弦切ってたのが衝撃的でした。いや、あの熱入った演奏やったら弦切れてもおかしくないわな、という感じ。場所柄もあるんだろうけど。あと、講堂内ステージなのに吐く息が白いんだよなあ…コート着てニットキャップ被って踊っててもあまり汗が出なかったという…。
 この辺からいい感じに酔いが回ってきて、出店で年越しタンタン麺を食べたり、寒いのにビール飲んだりしながら野外ステージの出し物も見物。円形のステージに人で輪をつくって、そのなかで演奏とカポエラの組み手を入れ替わり立ち代りやってたり(カッコイイ)、こちらも20人くらいで輪をつくってタイコをひたすら叩いてたり(踊りました)、なんか味のあるじいさんのポエトリーリーディングにパーカッションが乱入してやけに盛り上がったり。こーいう雰囲気を作れるのが京都なり西部講堂なりの場の力なんだろうかねえ。
 順調に1時間くらい押しで「フラワーマン(山本精一ユニット)」のライブがはじまって、休みなしで駆け抜けたカッコええステージが終わり気がつくと年越してました。まあ、カウントダウンコールとかいう柄じゃないし。最後にコレは見とこうと思ってた「南正人」のステージでピースな気分になったまま、雪降る京都の街を後にしましたとさ。今にして思うと、最後まで居ればよかったかな…。