きちがいまつりVOL.1@難波ベアーズ

 出演は、TEEM(α)、オシリペンペンズ、HARD CORE DUDE、とん平&ビショップ。ベアーズはドリンク代を取らないし、缶ビール350円、発泡酒なら250円で売ってくれるのが良い。自転車で行けるし(大阪人の「自転車で行ける」範囲は非常に広いので要注意)。
 ちょっと遅れて中に入るとけっこうな人の数。なんというか、同じようなタイプの女子率が高いのはとんビショ目当てなのかなー…とか思いながらビールを飲む。1番手はあとから考えるとTEEMでした。いや、ギター弾いてるのが山本さんに見えなくて(ヒゲ生やしてたし、ちょっと太ったっぽい?)。
 次はペンペンズ。開始そうそう白い布をステージいっぱいに広げるとそこには「サイケにやりすぎなし」の文字、裏返すとなぜか「灰野敬二」ときて大ウケ。前みたいになったら狭いベアーズだと逃げ場ないなー、などとちょっと自意識過剰気味に構えてたんだけど、マイクで頭たたいたり客席に飛び込んだりアンプに乗ったりするくらいで平和でした。で、じっくり聴くとやっぱりギターがサイケで非常にカッコいいのです(エフェクター繋いでないし!)。なんか敷き布団みたいな生地の変な服着てるけど。
 HARD CORE DUDEはノーコメント。いよいよとんビショの登場です。といっても僕はそんな熱心にDMBQ聴いてるわけじゃなく、「何か面白いらしい」というだけで見る気になったんですが、ああ行ってよかったよかった。ボーカルの増子さんは異様なルックスと動き、顔の表情で、出てくるなり「キモイ」「キモイ」言われたり、曲やってる時間よりMC(というかメンバーへのダメだし)やってる時間のほうが多かったり…あー、思い出すだけで笑えるわ。
 ラストは「生き物のなかで一番強いはずの人間が一番弱いはずの細菌にやられたりするんだから皮肉だよねえ〜」みたいな曲を、ミスを重ねた反省に(?)ベース、ドラムには演奏させず、それでもアンコールがあったもんだからご満悦(そのにくったらしい表情がまたキモイ)。さらにはアンコールをベースとドラムの2人でやれと言い出し、グダグダグダグダ管を巻いて帰っていきました。あー、それにしても、不思議少女っぽい格好でメガネかけてたチャイナさんにはグッときたなあ(そーいうオチかい)。