二宮ひかるベイビーリーフ」を読む。自分には分からない人の感情やらを「分からない」ままにするのはけっこう疲れるけど、自分の物差しに勝手に当てはめて勝手に納得して楽になるよりはずっと誠実だと思う。うーん、「分かりたい」と思ったほうが負け、なのか?
 田中ユタカ「愛人」全5巻を通読してみる。ちょっとちぐはぐなところもあるけど、大筋は通ってるし、何より作者の熱い想いが伝わってくるではないか。それにしても、最終巻はだいぶ書き直しがあるから雑誌のバックナンバー漁りたいなあ…。立ち読みした記憶とだいぶ違うし。
 そういや国会図書館関西館なんてのが出来てたな、って調べたらヤングアニマルは東京の方にしか置いてないのね。あ、でも村上春樹の「街と、その不確かな壁」が載ってる文学界のバックナンバーは関西館に来てるみたいだから一度コピりに行こうかしら。
 漫画喫茶で何となしに読んだ小池田マヤの「聖☆高校生」にハマってしまった。性的コンプレックスやらレイプやら同性愛やらSMやら性風俗産業などなど…のテーマを、けっこう真剣に扱ってるので好感が持てる。ストーリーはというと、高校生のエロエロな青春?(台無し)