大塚まさじ@札幌らぐたいむ

会場のらぐたいむは路面電車を降りてすぐの場所にありました。薄暗い階段を降りて重い扉を開けて入ると、何ともいい雰囲気のお店ではありませんか。すぐ近くのカウンターでまさじさんが談笑してたりするなか、ビールやらジントニックやらを飲みながらぼけーっと待ちます。
開演予定の8時を少し過ぎてまさじさんがステージに(段差も何もないけど)。そして演奏された一曲目は「サーカスにはピエロが」。いつものすごーくくせのある歌い方、表情がなつかしくて、何となく「この人はこういう歌い方しかできないんだろうなあ」などと思ったりしました。歌い方に生き方がそのまま写しだされているような、そういう人を見るのって羨ましいのもあるけど何より嬉しいんですよね。
ライブの方はけっこう長めのMCをはさみつつ、しっとりした名曲たちや「シャバダバBABY」「コミュニケーション」なんかのノリのいい曲もやったりして本編はあっという間に終了。でも代わりに(?)アンコールが長めで嬉しかったなあ…といった感じでセットリストは以下の通り。曲名が分からないのは「?」表記ですがこれはまったく僕の力不足。

1.サーカスにはピエロが 2.アフリカの月 3.ガムをかんで 4.? 5.風のがっこう 6.? 7.? 8.シャバダバBABY 9.天王寺想い出通り 10.月の祭り 11.男らしいってわかるかい 12.夕暮れ 13.コミュニケーション
<アンコール>1.一輪の花 2.茶色い帽子 3.プカプカ 4.Sunny Side Of The Street

ここからは全くのひとり言ですけど、僕はライブ中の手拍子、合唱、野次の類があまり好きじゃありません。ミュージシャンとその曲が好きで、楽しくてやってるというのは分かるんですけど、こーいう客数が30人くらいのライブだと特に気になっちゃうんですよね(まあ、無粋な野次は論外だけど)。なんというか、僕は誰かと何かを共有するために音楽聴いてるんじゃないんですよ…とかいう小難しいこと考えたくないから、酒飲んでライブを観ているのかもしれません。