ザ・カスタネッツシングル発売記念パトロールツアー 2005＠大阪バナナホール

（＊ツアー中だけどセットリスト書いてるんで、見たくない人は要注意）

　非常に個人的な話ですけど、僕はこの公演の前売チケットを1枚買って無くしております。一時は行くの止めようかと思うくらいヘコみましたが、やはり2002年2月2日の磔磔以来の機会を逃すわけには…という思いで会場へ向かったのでした。
　さて、会場に着くとまず目に入ったのが机と椅子…（えーーー）。幸い、ステージ前にはある程度空間があったんで、立って見ることは出来たけどさ。物販は、インディーズに戻ってからの音源、ビデオ、そして自主レーベル「100%fun!」の携帯クリーナー（￥500）、Tシャツ（カラー6種、anvil製、kids-L,S,M,L、￥2500）といったところ。白Tシャツやビデオが欲しかったけど、何とかガマンしてニューシングルのみ購入。

1.Through　2.モノクローム　3.ムーンパレス　4.クローバー　5.あどけない話　6.サンシャイン　7.One-piece　8.似たもの同士　9.月と幻　10.春うらら　11.キャラバン　12.リッパ　13.ニア　14.夕暮れ　15.ハック　16.青と白の日々　17.フィクション　18.うつつの世界　19.時間　20.「また明日」　＜アンコール＞　21.変わりゆくいまよ　22.だいじょうぶ

　「ワンマンなんで、のんびりしていってください」というようなMCからライブはスタート。って、アレ？　若ちゃんが…すんげえ痩せてる…。昔、日記をちらりと読んでた身としてはめっちゃ気になりますが…うーん。まあいいや、音楽の話だ。
　2、3曲演奏してはチューニングとMCを挟む…という進行で、新旧入り混じった構成だったんだけど、ほんとに「この人たちはずーっといい曲ばかり作り続けてきたんだなあ」ということを思い知らされました。親しみやすいメロディーにストレートな歌詞がのって…芯がブレてないんだよなあ。だって、

考えてみても　何も無いなら
それが一つの答えにならないかな？
−「ニア」より引用−

　なんて歌詞、活動10数年目にしてなかなか書けないよなあ。やっぱり僕にとってはすごく特別なバンドですね。特に「ハック」という曲には、ピロウズの「ストレンジカメレオン」と同じくらい思い入れが…というような話は置いといて、ライブでの雑感など。

MCにて。元ちゃん、ツアー出発時に家の鍵をかけようとすると、キーホルダーの皮ひもがぶち切れた。コミさん、ライブ前に気合を入れたら、シャツの3つ目のボタンが弾けた。
つづいてMCネタ。今まで大阪にきても名物っぽいものは食べなかったけど、今回は「北極星」でオムライスを食べたとか。畳敷きの広間に机が並んでて座って食べるような店なんだけど、元ちゃんは「法事っぽい」を連発。そりゃまあそうだけど…。
12はコミさんボーカル。元ちゃんは「長渕剛も使ってる」トンボのハープ。
全員Tシャツに着替えてのアンコールは、当初「じゃあ1曲ばかり…」と言ってたんだけど2曲に。21のイントロギターが始まった瞬間、心の中で大拍手。22は最近好きでよく聴いてるんで嬉しかったなあ。最後の方、歌詞がちょっと変わってたけどライブではいつもああなんかな？

　合間合間にMCが入ったものの、全22曲で約2時間半、ここまでやってくれるとは思ってなかったので嬉しかったなあ。また大阪来てください！
（わりとどうでもいい追記）オフィシャルのブログのライブ写真にバッチリ写ってる自分を発見…。すんごくマヌケに見える。
http://the-casta.net/blog/img/DSC03382.JPG
（さらにどうでもいい追記）そういえば、いしいさんの春一番レポにも写りこんでいます。って、ウォーリーを探せじゃないんだから。
http://photos9.flickr.com/12643360_0be9742dc3_o.jpg