3年目の本気〜コンバインレコード第3弾発売記念ライブ<大阪編>〜

 このデジタル社会にあって、ドーナツ盤のみのリリースにこだわり続けるコンバインレコードも3年目を迎えました。そろそろ本気を出さないと運営が危ない…というわけで今回のレコ発ライブです。
 まずはゲストで登場のドラギリ。ベース、ギターとサポートのドラムという編成で、ヘタウマというかヘタなんだけど何だかいい感じ。特にドラムの人がめちゃくちゃ楽しそうでよかったなー。
 ここからはこの日新譜をリリースした3組が登場。まずはマボロシハンターズ。おお、さっきのドラギリの後だからか、気持ちいいくらいのストレートなロックだ。特にベースの人がボーカルとってる曲が熱かった!ラスト2曲はすうじぃがゲストボーカルで参加。
 つづいて登場はミステルズ。ギター、ベース、キーボード、ドラムという編成で、こっちはヨコ揺れアリのロックやね。フロントの3人が全員ボーカルをとるんだけど、コーラスなんかもなかなかええ感じやん。
 で、大トリは我らがあうんさん・すうじぃ。前まではバンジョーの音をマイクで拾ってたのに、ピックアップを付けてアンプにつないでました。うん、この方が激しいプレイにも耐えれていいんじゃないでしょうか。まずは弾き語りで「すきすきすうじぃ」「30代の不毛地帯」「日和見主義と政治的無関心」「塩化ビニールヒーロー」、つづいてレコーディングメンバーをバックに従え、「45回転」「アナログアナルアナキスト」「ママ」「パーティーはそのままに」「レッツコンバイン!」で終了。歌の内容は政治・思想ネタ、絶対電波にはのせられないネタ、アナログレコードへの憧憬など多岐にわたるものの、どれも奇をてらったものでないのが伝わってくるから、僕はすうじぃのライブが好きなのだ。あと、後半のバンド編成の音がかなりええ感じだったので、またこのメンバーでライブやってほしいなあ…。