十三の昼下がり

 「明日が定休日じゃないのは調べた。今度こそ寿司食いに行こう」と誘われて断れる人間がこの世界のどこにいるだろうか(いや、いない)。というわけで、またまた十三へ。何だかこの町は来るたびに体になじんでくるねえ。でも、ふらっと入った古本屋は値付けが非常に高く、思わず店のおばちゃんに「こんなんで客来んの?」と聞きたくなってしまった。
 ポストを開けて鍵をゲットし、家主のいない部屋でビール飲みながらパソコンを邪悪なファイルで汚していきます。ウケケ。ちなみに、家主Iの彼女さんのリクエストで持ってった漫画は(こうやって書いとかんと忘れるからね)、高橋葉介「腸詰工場の少女」、丸尾末広「薔薇色の怪物」、林田球ドロヘドロ」、山本直樹「君といつまでも」。分かるような分からんようなセレクションだ。
 しばしのち、戻ってきた家主Iと彼女さんとしばし歓談の後、とうとう「十三すし屋台」へ。なんつーか、ネタとシャリが全身全霊で僕を喜ばせようとしてくれてるのが伝わってきました(何を受信してんだか)。しょうゆじゃなくて梅塩や天然塩でいただく、てのもいいねえ。アボガドカマンベールなどの変り種も食べつつ、ご予算は一人3000円ちょい、これなら時々来てもバチは当たらんよなあ。ごちそうさまでした。
 さすがに昼過ぎからお邪魔してるしなーってんで今日はふつうに帰宅。帰り際、寺田町でちょっと気になってた「伝伝ラーメン」へ。なんというか、喜連瓜破の「天下善」の劣化コピーみたいな感じ。でも麺はそこそこか。